下記は、単一指標(シングルスコア)を使用した事例の紹介です。
・コマツ(株)の環境報告書
最小の経済的費用で、最大のエコロジカルな成果を実現するため、スイス環境庁BUWALの環境影響評価指標(エコポイント法)を採用し、異なる環境負荷の同一指標への統合化を計り、「環境に優しい工場」という言葉を定量的に数字で表している。また、sinum社(スイス)のエコバランスソフトウェア「Regis(レギス)」を使用する事により、より透明性のある環境報告書となっている。
非常に多彩で充実した内容の小松製作所(株)の環境報告書は、国際基督教大学の宮崎修行教授の統合的環境会計論(p741—p750)にても、高く評価されている。
・ある輸送会社の事例研究
日本能率協会コンサルティングの山田朗氏と(株)山武による事例研究。エコバランスソフトウェア「Regis(レギス)」を使用して、輸送会社のエコバランスを分析している。